障害受容を考える

次第に春の兆しを感じつつも、未だに残る冬の寒さに震える今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 ことグリーンマーリンでは、利用者の皆様はたくましく日々の訓練と業務に励んでおられます。その姿を見て、私も負けてはおれぬと奮い立っております。

 さて、今回の執筆を務めさせて頂きますのは、グリーンマーリン所属、もっと仕事がしたくて正社員を目指しているパートの内牧です。宜しくお願い致します。



それでは本題。タイトルにもお書きしました、“障害受容”という言葉。自己受容ですとか、そういった具合で似たような言葉を聞いたことがあるかもしれません。


 意味は簡潔、“障害を受け入れる”事です。しかし、それほど簡単で、浅い言葉ではありません。インターネットで調べればすぐに出てくる偉いお方は、こう定義しました。


「障害の受容とはあきらめでもなく居直りでもなく、障害に対する価値観(感)の転換であり障害をもつことが自己の全体としての人間的価値を低下させるものではないことの認識と体得を通じて、恥の意識や劣等感を克服し、積極的な生活態度に転ずることである」

 長くて難しいですが、私はこのように解釈しました。「障害があるからと諦めたり、開き直ったりする事が障害受容ではない。自分の障害にしっかりと向き合って、障害と共に上手く生きていく精神と生き方を身に付ける事」だと。

 正直な事を言わせて頂くと、理想論、机上の空論と言いたいところです。この概念がいかに素晴らしかったとしても、私は軽率にこの言葉を使いたくありません。障害をまっすぐ受け入れる事は、それだけでとても繊細な問題なのです。私も色々と知見を得てきましたので、確信をもって言えます。

そして一番重要なのは、障害を受容できるかは自分次第という事です。他人を頼っても、あくまできっかけを与えてくれるだけに過ぎません。

だからこそ、目指すべき理想だと私は思います。障害者が善く生きていく為には間違いなく必要で、今後の人生を大きく左右する価値観の変化、それこそが障害受容だと私は思います。

私の駄文で障害受容について気になった方はぜひ、インターネットで調べてみて下さい。私のような浅学な若輩者が説明するよりも、もっと上手なプロの方がまとめたサイトがたくさんあります。

 そして最後に。障害者が自立し、社会で生きていく手助けをするのが私達支援員の仕事です。もちろん、障害受容に至れるようなきっかけ作りも仕事の一つと言えるでしょう。私自身も、今回の執筆で改めてそう思った次第でした。



以上、不肖内牧がお送りしました。最後までお読み頂き、ありがとうございます。これを読んだ方の一助となれば、これ幸いと存じます。

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