ナウシカは・・・・ではない!?
皆さんお疲れさまです。さくらマーリンの西岡です。
またこの時間がやってきました、誰も待っていないとのは思いますが今日も語らせてください。利用者さんと話をしている中でアニメの話しもよくするのですが、この前ジブリの映画の話しになり、そのなかで「風の谷のナウシカ」の話題になりました。映画はよく金曜ロードショーでも放映されているので見たことがない方も少ないと思います。
簡単にあらすじを説明しますと、『風の谷のナウシカ』は、宮崎駿監督による1984年公開のアニメーション映画で、環境問題や人間と自然の関係性をテーマにした名作です。
物語は、毒を放つ巨大な森「腐海」と、その生態系を支える巨大な虫たちが広がる未来の地球が舞台です。主人公のナウシカは、風の谷と呼ばれる小さな村の王女であり、人と自然、そして腐海を含むすべての生命を尊重する心を持っています。
ある日、腐海を焼き払おうとする隣国の争いに巻き込まれた風の谷に、巨大兵器「巨神兵」を運ぶ軍隊がやって来ます。ナウシカは争いを止め、腐海の秘密を解き明かし、人間と自然の共生を目指して奮闘します。
というお話で、最後にでてくる巨神兵を見て「こいつ腐ってやがる」というセリフが僕は妙に印象に残っております。
ここからネタバレになってしまうので、それでもかまわないという人だけ読み進めてください。映画では人間のように描かれているナウシカですが、実は原作ではナウシカは人間ではありません。ナウシカだけではないですが、あの時代に生きている人たちは人間ではなく人工生命体ということです。映画ではその設定はなかったように思いますが、腐海と人工生命体と本当の人の秘密が原作では描かれています。これは今の人類の行先にもなりえる話なのではないかと僕は思っています。今はAIがものすごい勢いで発達し自分たちの生活圏に入ってきています。楽になったこともあれば仕事を奪われるまでに至っているケースも話にききます。AIとは要は自分達のコピーを一生懸命作成しようとしているに過ぎないのではないでしょうか。いつか人類がとって代わられると、そんなことが起こるはずない、それこそSFだと思うかもしれませんが、人が想像できることはいつかは起こりえると僕は思います。
そんな未来を創造すると今のAIの進歩が本当に喜んでいいことなのかどうなのか心配になってしまいますね。
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