ライト or レフト? マジョリティー or マイノリティー?

こんにちは。ホワイトマーリンの Righty 徳永です。

『Righty』とは右利きの人のこと ( らしい ) です。Google 先生によると。


テレビや動画を観ていると、俳優さんだったりタレントさんだったり、お箸やペンを持っている場面がありますよね。例えば冷凍食品のCMで、俳優さんが左手にお箸を持って食べている…あ、この人 左利きなんだぁ。…そんなトコばかり観てるんです、私。


「お箸は右で持つ!」「字を書くのは右手で!」と利き手の矯正 ( 強制?) をする時代は終わりましたね。その人の個性というか、別に左に持ったお箸でシューマイ食べたってイイじゃん、という考え方が、現在の日本において主流のようです。

そこで私は ふと思いました。

「昔は どうだったんだろう?」

例えば江戸時代の人たちは、左手に箸を持ちソバをすすっていたのか。左手で筆を握って手紙を書いていたのか。気になったので、ふたたび Google 先生に訊いてみました。



◦ 右利きに矯正するのは武士文化の名残

左利きは一般社会では差しさわりのある特徴として、以前は右利きに直すように訓練をさせられました。多くの左利きの人は、矯正させられたことについて納得していない ということを言いますよね。その人の魅力を潰すような行為だったのでは、とも思います。

最近では、スポーツ競技における左利きの優位さも認知されるところとなって、個性として尊重され、矯正されることは極めて少なくなりました。両利き用の文房具の販売や、駅改札口の左利きへの対応 ( 都会の話ですけど ) など、左利きの人へのバリアフリー化も進んでいますね。

本題。江戸幕府による封建社会を維持するため、武士が右利きを強制されたのが江戸時代でした。左利きはアイデンティティーであり、左利きのメリットを最大限 活かすことのできる現在は、その意味で自由な時代だと言えるんでしょう。


◦ 武士が右利きでなければいけない理由

武士の日本刀は必ず左腰に差していました。武士が刀を必ず左腰に差しているのは、右手で抜刀するからです。では、左利きであれば反対側に差しても良いのかというと、武士であれば左利きは御法度。必ず日本刀を左腰に差す決まりがあったようです。

武士同士がすれ違うとき、お互いの刀の鐺 ( こじり:鞘の末端部分 ) が ぶつからないようにするため、武士は左側通行でした。

刀の鐺がぶつかると非礼にあたり、もめごとの原因になります。武士が皆、同じ左側に日本刀を差すというルールを作ることで、武家社会の平穏維持につながっていたんですね。

もうひとつの理由が、座って相手と対面するときのルールにあります。江戸時代に武士が正座をして相手と対面する際は、太刀を右膝頭の横に置きます。刀の抜きにくい右側に置いて、相手に敵対心が無いことを表していました。そのため、利き腕に合わせて異なる作法を用いていては、敵対心が無いことのアピールになりませんよね。ですから、武士の子どもであれば、左利きは許されず、必ず右手で抜刀できるように矯正されたようです。


このような右利きの矯正は一般的に庶民にも広がっていき、日本の風習となったと考えられているそうです。



…どうも大昔から 右利きの人の方が割合が多かったようで、どうしても多数派に都合が良いように世間は流れていきますよねぇ。

障害者という少数派に、現在の左利きの人のような過ごしやすい日々は訪れるんでしょうか…ぜひ実現してほしいものです…。と、右利きの私も思います。


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