コミュニケーション
皆さん、お久しぶりです。
グリーンマーリン所長の江原です。
いきなりですが、みなさんは、「コミュニケーション」って何だと思いますか?
コミュニケーションって私たちが普段、生活するうえで必ずやっている事ですね。
ネットでこの言葉を検索すると、以下のような説明がありました。
”コミュニケーション(Communication)とは情報伝達や意思疎通などの表現、また意思を伝え合う、交流を図るなどの行動を指す言葉のこと。 Communicationの語源はラテン語のコミュニス(Communis)、「同じものを持つ、あるいは共通したもの」という意味があります。”
私たちは職場では同僚や上司。学校は教師・同級生、支援施設では支援者、買い物に出れば店員さん、家庭では家族等と日常的にやり取りしていますね。そうすることで他者と繋がり、互いに助け合ったりしています。
コミュニケーションはいわば「私たちの世界を作っている行動」ともいえるとおもいます。
でも、コミュニケーションは良い面もあれば悪い面・困った面もあります。
例えばAさんとBさんが同じ職場にいて、Aさんが朝「おはようございます!」と元気に挨拶をBさんにしたとします。でもそこでBさんが「・・・」と無言だったらどうでしょうか?
こんな感じです。考えるに恐ろしい💦ですね。
この事例から分かる通り、コミュニケーションは発信側だけがいくら呼びかけても、受信側が受け取らなければ、成立しません。つまりコミュニケーションは受け手側が行うものなんですね。また、AさんがBさんのあいさつを受け取ったとしても、そこからAさんの思いや意図を「学習」して「フィードバック」しなければコミュニケーションは成立しません。
つまり、Bさんが「Aさんは朝の挨拶を私にしているが、何を企んでいるのか?私をはめようとしているのか?」などと考えてしまうしてしまうと、Aさんのあいさつの意味が違うものになります。
Bさんの考えが事実かどうかは、周囲からはなかなか見えてきません。それはAさん・Bさんの間の関係、もっと言えば両者の置かれた「文脈」で決まってきます。
Aさんに悪意がなく、「Bさんと今日も気持ちよく仕事がしたいなあ」と考えて発せられる「おはようございます!」で、Bさんに先ほどのような疑心暗鬼が生じていなければ、Bさんは「きょうもAさん元気だな!楽しく仕事できそうだ!」と「学習」し、Aさんにたいして「おはようございます!」と元気に挨拶します。この挨拶が「フィードバック」です。
このやりとりがAさん・Bさんの間に信頼と安心を生むことになります。
グリーンマーリンの朝礼でも利用者さんによく話すことが、「コミュニケーションにおいて大事な事は互いの事を知ろうとすること・相手から受け取った情報を「学習」すること、そしてそれに基づいた言葉を相手に返す「フィードバック」です。」
「伝える事の大事さ」「相手のことば・態度を受け取る事の大事さ」を考えてみましょう!とお伝えしています。
これから就職を目指す利用者さんたちは、多かれ少なかれ他者とのコミュニケーションがうまくいかずに悩まれている方が多いように思います。
先に述べた通り、コミュニケーションには良い面もあれば困った面もあります。まずは自分がやっているコミュニケーションの「構造(かたち)」【相手との関係(文脈)、学習・フィードバックがどう働いているのか等】を見直してみることは大事かもしれませんね。
でも、うまくできていなかったとしても、自分を責める必要はないと思います。
まずは自分のコミュニケーションの「構造(かたち)」を観察してみましょう!
そこに、よりよく生きるヒントがあると思います。
身近なひととコミュニケーションについて話し合ってみるのもよいと思います。
皆さんがこれからも楽しく幸せに生活されますように願っております。
それでは、またお会いしましょう。
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