アンガマ

先日宮古島付近で突然台風(9号)が発生し少し慌てましたが、すんなり遠ざかってくれまたいつもの暑さが戻っている石垣島から平良が担当します。

先週はお盆でしたね。

ご先祖様への供養は十分出来ましたでしょうか?

沖縄の行事はほとんど旧暦で行われ、お盆はソーロン(旧盆)と呼ばれています。

石垣島のソーロンでは「アンガマ」という行事が賑やかに行われます。

「アンガマ」とはなんぞや?と思いますよね(笑)

「アンガマ」とはあの世からの使者のことで、ご先祖さまに扮したお爺さんの「ウシュマイ」とお婆さんの「ンミー」が木彫りのお面をつけ、タオルやサングラスで顔を隠した子孫たち「ファーマー」を引き連れて、あの世でも元気に過ごしているよという事を伝えに来る行事なんです。

仏壇のある招待された家々を太鼓や三線を鳴らしながら賑やかに回り、仏壇に手を合わせると無病息災と子孫繁栄を願い歌や踊りなど伝統芸能を披露する石垣島に伝わる旧盆の伝統行事です。

観光客や通りすがりの人でも敷地内に入り見物しても良く、もちろん無料です。(なんと平和的!)

楽しみとされているのが、見物客からの質問。踊りの合間にウシュマイやンミーにその場で見物客からあの世の生活について質問などが投げかけられます。それに対し、あの世についてトンチの効いた回答をするのですが、もっともらしくかつユニークさが求められ、裏声でしかも方言で返すというルールも課せられ話術のテクニックが必要とされます。

・ウシュマイとンミーはどうやってあの世から来たのー?

・あの世にもオリンピックはあるのー?

・あの世にも法律はあるのー?

などなど。なんて返答したかは皆さんのご想像にお任せします(笑)

アンガマ行事にはあの世とこの世のつながりや、ご先祖様の存在を感じさせる狙いがあるのかもしれません。

ご先祖様を供養し、子孫繁栄を願う「アンガマ」というこの平和的な伝統行事がこれからもずっと継続して行われることを願いつつ、利用者共々日々訓練に邁進していきたいと思います。

興味のある方はぜひ、来年のソーロン(旧盆)時期にご来島下さいませ。

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パソコン初心者の方からでも見学・体験を行っております。

『やってみようかな』と興味を持たれた方、気軽に是非覗いてみて下さい。

石垣市大川の源ビル1階。赤いノボリが目印です!

皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。

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ガルヒ就労支援サ―ビス合同会社

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