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就労支援施設で学ぶ「残暑」の豆知識~心と体を健やかに保つために~

皆さん、こんにちは!レインボーのエノケンです。暦の上ではもう秋ですが、まだまだ暑い日が続いていますね。この「暑さが残っている」時期のことを、私たちは「残暑」と呼びます。今日は、そんな残暑を心も体も健やかに乗り切るための豆知識を、一緒に学んでいきましょう。

1. 残暑って、いつからいつまで?

まず、残暑とは具体的にいつ頃のことを指すのでしょうか?

日本の伝統的な暦では、「立秋」を過ぎてから秋分の日までの期間を指すことが多いです。今年は立秋が8月8日でしたから、それ以降が残暑にあたります。秋分の日が9月23日頃なので、だいたい8月中旬から9月下旬にかけての約1ヶ月半、私たちは残暑と向き合うことになります。

【豆知識】

「残暑見舞い」と「暑中見舞い」を使い分けるタイミングも、この「立秋」が境目になります。立秋を過ぎてから出すのが「残暑見舞い」なんですよ。

2. なぜ残暑は体調を崩しやすいの?

「夏バテが治らない」「なんだかだるい」…そんな風に感じている方はいませんか?残暑は、実は夏本番よりも体調を崩しやすいと言われています。その理由をいくつか見ていきましょう。

① 寒暖差による自律神経の乱れ

日中はまだ30度を超えるような暑さでも、朝晩は涼しくなる日が増えてきます。この急な気温の変化に、私たちの体はついていくのが大変です。体温を調節する役割を持つ自律神経が乱れ、だるさ、めまい、頭痛といった不調を引き起こすことがあります。

② 紫外線がまだ強い

夏が終わりそうだからと油断していませんか?実は9月もまだ、夏と変わらないくらい強い紫外線が降り注いでいます。紫外線を浴びすぎると、肌へのダメージはもちろん、疲労感も増してしまいます。

③ 栄養不足と水分不足

食欲がないからと、ついつい麺類や冷たいものばかり食べていませんか?夏の間に冷たいものを摂りすぎたり、栄養が偏ったりすると、胃腸が弱ってしまいます。弱った胃腸では、せっかく栄養を摂っても効率よく吸収することができません。また、汗をかく量もまだ多いので、水分補給も怠りがちになります。

3. 残暑を乗り切るための7つのヒント

では、具体的にどうすれば残暑を元気に過ごせるのでしょうか?今日からできる7つの簡単なヒントをご紹介します。

【ヒント1】朝晩の過ごし方を見直そう

暑いからと夜遅くまで冷房をつけていませんか?寝ている間は、体の冷えすぎに注意が必要です。タイマー機能を使って、眠りについてからしばらくしたら冷房が切れるように設定する、薄手の布団をかけるなど工夫しましょう。また、朝起きたらすぐに太陽の光を浴びて、体内時計をリセットするのも効果的です。

【ヒント2】シャワーだけでなく、湯船に浸かろう

「暑いからシャワーだけでいいや」と思っていませんか?ぬるめのお湯(38~40度)にゆっくり浸かることで、体の芯から温まり、血行が良くなります。自律神経の働きを整えるのにも役立ちます。好きな香りの入浴剤を使えば、リラックス効果も高まりますよ。

【ヒント3】バランスの取れた食事を心がけよう

食欲がなくても、一日三食、栄養バランスの取れた食事を意識しましょう。

ビタミンB1:豚肉、うなぎ、大豆製品などに多く含まれ、疲労回復に効果があります。

クエン酸:レモン、梅干し、お酢などに含まれ、疲労物質の分解を助けます。

タンパク質:肉、魚、卵、大豆製品などに含まれ、体の材料になります。

ミネラル:わかめ、ひじきなどの海藻類や、きのこ類にも豊富です。汗と一緒に流れ出やすいので、意識して摂りましょう。

【ヒント4】無理のない運動を続けよう

残暑が厳しい時期でも、適度な運動は大切です。ラジオ体操、ウォーキング、ストレッチなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。夕方以降の涼しい時間帯に、少し汗ばむ程度の運動をすることで、質の良い睡眠にもつながります。

【ヒント5】こまめな水分補給を

のどが渇いていなくても、こまめに水分を摂る習慣をつけましょう。一度に大量に飲むのではなく、少しずつ飲むのがポイントです。お水やお茶はもちろん、スポーツドリンクも熱中症予防に役立ちます。ただし、糖分を摂りすぎないように注意しましょう。

【ヒント6】アロマやハーブティーでリラックス

アロマオイルやハーブティーは、心身のリフレッシュに効果的です。

ペパーミント:爽やかな香りで気分がスッキリします。

ラベンダー:鎮静効果があり、リラックスしたい時におすすめです。

カモミール:心を落ち着かせ、安眠を促すと言われています。

施設内でも、これらの香りを楽しむことで、気分転換になりますね。

【ヒント7】日差し対策を忘れずに

まだまだ強い日差しから身を守るために、外出時は帽子をかぶる、日傘をさす、UVカット効果のある衣類を着用するなど、日焼け対策を続けましょう。日差しを避けることで、体力の消耗を防ぐことができます。

4. 残暑の言葉遊びと文化

最後に、残暑にまつわる言葉や文化を少しご紹介します。

「秋の雲」「鰯雲」「鱗雲」

9月に入ると、空を見上げると、夏とは違う、うろこ状の小さな雲がたくさん見られるようになります。これらは「秋の雲」と呼ばれ、空が高く感じる「天高く馬肥ゆる秋」の始まりを告げる合図でもあります。

「秋刀魚(サンマ)」「新米」

残暑の時期は、食卓にも秋の味覚が並び始めます。特にサンマは、脂がのっていて栄養満点。新米と一緒に食べると、心も体も満たされますね。

まとめ

残暑は、夏の疲れが出る時期です。今日ご紹介した豆知識をヒントに、ご自身の体調と向き合いながら、無理のない範囲で心と体を労わってあげてください。

レインボーマーリンではこのように豊富(?)な知識を有するスタッフが皆様方をお待ちしております。良かったら一度、見学に来てみませんか?一同お待ちしております。

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