AIでとってかわるもの・かわらないもの
みなさまこんにちは。
ネイビーマーリンスタッフの大西です。
今回は、ガルヒ開発室のさる方からのお話を聞いて、感じたことについて書いてみようと思います。
AI技術の進歩は、この数年で目覚ましいものとなっています。
日常の中ではChat-GPTがすっかり浸透し、プログラミングの世界ではClaude Codeが活躍する等、業務にも生活にも欠かせないものとなっています。
以下、ネイビーマーリンのサテライトオフィスで働いている、あるSEの方からの私見です。
今回のテーマに関して参考になると思いましたので、引用させていただきます。
* * *
生成AIが出現した当初は、「AIによってプログラマーは不要になる!」などという言説は一笑に付されていた印象がありますが、近年のAI性能の発展はめざましく、そのような未来も半ば現実のものと化してきています。特に今年2026年は、コーディングを手書きで行うエンジニアというものが絶滅する過渡期となっていくでしょう。
ただ、エンジニアという職業自体が消滅する事は無いと考えています。
1960年代、コーディングシートを手書きしていたのが2000年代に入り、ラップトップでカラフルなIDEを眺めながらキーボードを叩くようになったのと同じように、ITエンジニアという職業の内容が変化していくだけでしょう。もちろんそれによって求められるスキルというのも変わってきます。
例えばコーディングに関する技術面のハードルは劇的に下がるでしょう。
AIに「こんな仕様で作りたい」と命令を投げかければ、それをよしなに解釈して動作するコードを生成してくれます。出力された内容を適切に精査し、問題点があれば修正を指示していく。指示をする人間はコードにおける基本的なアンチパターンを知っていれば良いのです。
少し前はどれだけ適切に指示を出せるか、ということで「プロンプトエンジニアリング」などという言葉も現れましたが、AIの自然言語を解釈する能力が上がってきたことでそれも死語になりつつあります。
ところが、生成AIでの代替が難しい分野もあります。
例えば、クライアントの要求を”良い感じ”に汲み取って仕様に起こすのはまだまだ人間の得意分野です。
「あの機能が欲しい、この機能も欲しい、でも予算はこのくらいで」と要望された際に文脈を読み取り、クライアントが最も求めている点を理解しながらコスト面の調整を行い、代わりの機能を提案するなどは今のAIには難しい。
更にAIの性能が向上すればそれも可能になるかもしれませんが、少なくともiPhone25が出るよりはもっと後になるでしょう。
そして、生成AIの提案を最後に実行するのは人間であり続けるでしょう。AIの作り出したセキュリティホールを突かれてデータが漏洩したからといって、GoogleやOpenAIに損害賠償を求める事は出来ません。実行する最後の責任はエンジニア本人にしか負う事ができないのです。
「何を作るか」を決め、AIに指示を出し、お出しされる内容のフィードバックを行う。そしてAIの提案を受け入れ、責任を持って実行する。つまり、これからのエンジニアは生成AIを相手にしたプロジェクトマネージャのようなものになっていくのだと考えています。
余談
昔読んだ本に「ハッカーと画家」という章がありました。
ハッキングは絵を描くことや小説を書くのと同じ、ものを創造する事なのだと。
プログラミング言語はペンではなく鉛筆であり、消したり、書き直したりしながらプログラムを理解していくのだと。
プログラミングを学ぶということは絵画を学ぶために絵を描くのと同じように、プログラムを書く事なのだと。
そういったような内容で私は非常に感銘を受けたのですが、生成AIが登場し技術面のハードルが下がってきたことによって、更に「ハッカー」と「画家」という2つの職業の共通点が浮き彫りになってきたように感じています。
画家が「どのような絵を描くか」、「何を描けば人に受け入れてもらえるか」と考える時、まさにエンジニアも同じことを考えているのです。
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