就労支援のこれから

グランドマーリンの齋藤です。

12月も半ば、年の瀬ですね。

そんなときに、働くことに関する話題を一つ。

先日閉会した第210回臨時国会で、

障害のある人の就労支援に関するものを含む法改正案が可決されました。

いくつかのポイントがある中でも、

主には就労の質が重視されたものとなっており、

ガルヒの掲げる理念「障害者に高賃金な就労を！」は、

まさに時代にぴったりだと改めて感じているところです。

今、世界の先進諸国に共通して見られるのは、

少子高齢化による働き手の不足と年金や医療費を含む福祉関係費用の増加です。

そこで、みんなで社会の役割を担い、持続可能な社会にしていくこと、

障害など働きにくさがあっても本当の意味で戦力として働くこと、

そのような視点が求められています。

私たちとしては元気玉ゲームプロジェクトなどさまざまなな取り組みで実践中なのです。

このような施策をアクティベーション政策といい、

失業対策の他、女性・ひとり親・障害者・移民などを対象にした就労能力向上による就労支援、

再教育や生涯教育、育児支援やワーク・ライフ・バランスの確保、

高齢者就労促進のための年金支給開始年齢引上げ、ワークフェア（社会扶助削減と就労）などが含まれます。

実は、障害のある人への就労支援はまだ課題はあるものの、比較的ノウハウや資源が蓄積されつつある分野です。

これをいわゆるニート・ひきこもり、刑務所出所者、ホームレスなど、多様な働きにくさを持つ人への活用も検討され始めています。

社会の中にはいろいろな層やステップにいる人たちへの重層的な仕組みが必要ですが、

いずれ私たちの取り組みが大きな社会資源として、

障害の有無に関わらず有効活用していくことが求められるでしょう。

就労支援のこれからは、やりがいのある仕事、長く働き続けられる仕事、安定した暮らしを支えられる仕事といった、本質的なことがこれまで以上に重要になっていきます。

ガルヒグループでは、

パソコン初心者の方からでも気軽に見学・体験を行っています。

ご興味がある方は是非お問い合わせください！

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