マズローの欲求階層説ってご存じですか?」
皆さまこんにちは!グリーンマーリンスタッフの内牧です。
皆様、ご機嫌いかがでしょうか。まだまだ暑いですね。我が家にはエアコンの類がありませんので、日々熱中症の危機に晒されながら生活しております。
ご挨拶も程々に、今回執筆を担当させて頂くのは、グリーンマーリン所属の内牧です。宜しくお願いいたします。
さて、タイトルにも書きました通り、今回の話題はマズローの欲求階層説を中心に、人間の欲求についてお話ししようと思います。
皆様は”欲求”と聞いて、どんなイメージを持たれているでしょうか?あまり良いイメージを持っていないかもしれませんね。漫画などの創作物にもよく用いられる七つの大罪に強欲が含まれているように、海外でも過度な欲は悪とされていますしね。
確かに、欲求は悪い事をしてしまう原因になる事もあるでしょう。しかし、私達が動物であり、知的生命体である以上は切っても切り離せないのが欲求です。
ここでマズローの欲求階層説の紹介をしましょう。マズロー曰く、欲求には五段階あり、図で表すと複数の層が重なったピラミッドとして表現されています。(画像を用意したいのですが、著作権とかが怖くてネットから引用できませんでした)
欲求はそれぞれ、下から順番に…
1.生理的欲求(食事を摂りたい、トイレに行きたいといった生きる上で必要な欲求)
2.安全欲求(衣類や住居などがある事で、生命活動を安定させたい)
3.親和欲求(家族や友人といった他者と仲良くしたい)
4.承認欲求(集団の中で自分が認められたい)
5.自己実現欲求(自分の力を発揮してクリエイティブな事をしたい)
といった具合ですね。
1と2は生きる為の欲求、つまり動物らしい本能的な欲求です。3~4は社会で活動する為の欲求(私達は社会性動物ですから、これも動物の本能かもしれません)です。そして5は自分のやりたい事をやる、一番上位の欲求となります。
そして最も重要なのは、基本的に1から順番に欲求を満たしていかなければ次のステップにはいけないとマズローが説いている事です。
生きる為に必要な欲求を満たせば社会生活を豊かにしていく余裕ができて、社会の中で豊かさを持てば、余裕を持って自分が実現したい事に打ち込める…マズローの欲求階層説を簡単にまとめるとこのように説明できるでしょう。
もちろんこれはあくまで基礎の考え方で、人それぞれで順番や形が変わったりすると思います。極端な例を出せば、貧しい生活をしながら創作(自己実現)に打ち込んで大成した漫画家の話は結構聞きますよね。
ですが、だいたいの方には当てはまる事だと思いますし、人間誰しも余裕が必要です。お金に余裕があれば好きな物を買うように、気持ちの余裕があれば穏やかに過ごせるように、余裕はあらゆる状況で大切な意味を持っています。
欲求は本能的なもので無くす事はできませんが、欲求を満たせば余裕が生まれていきます。頭を使って賢く生きる人間だからこそ、理論的に欲求を満たしていく事で日々の活動を安定させ、やりたい事ができるようになるかもしれません。
以上、グリーンマーリンの内牧がお送りしました。駄文にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
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