批判的思考(クリティカル・シンキング)
皆様、ご機嫌いかがでしょうか。今回執筆を務めさせて頂きます、グリーンマーリンの内牧です。
依然として厳しい冬の寒さが続きますね。暖房のない私の部屋において、温もりを得られる時間は布団にくるまって寝ている時くらいです。どうか皆様は健康に気を付けて、暖かい部屋でお過ごし下さい。
さて。今回は「批判的思考(クリティカルシンキング)」という思考法についてお話ししようかと思います。
というのも、私はつい先日研修に行って参りまして、数多くの発見と考察を通して深い学びを得ました。その時の思考法が、まさに批判的思考でした。専門学生時代に教えてもらった思考法ですが、仕事に就いた今でも使い続けています。
しかし、"批判"と聞くと、マイナスなイメージを感じる方も多いのではないでしょうか。詳しくは後述しますが、批判的思考は「物事を鵜呑みにせず、ちゃんと考えるべし」というものですので、初めから100%肯定しないという点ではマイナスかもしれません。
ですが、批判という言葉の意味は「情報を分析して評価すること」であり、否定ばかりを意味する言葉ではありません。良いところと悪いところを客観的に見分けることが批判なのです。
つまるところ、批判的思考とは、「それ良いですね!凄いなぁ」と感想を言うのではなく、「これは○○で、△△だから良いですね」と論理的な結論を導き出すものです。良いところも悪いところも、中身を理解しなければ学びにはなりません。
では、批判的思考をするにあたってのルールを紹介していこうと思います。ネットで調べるとたくさん出てきますが、自分なりにやりやすいと感じた方法で書き出していこうと思います。
1.疑問を持つ。批判的思考のスタート地点は、「これ良い(悪い)な。では、それは何故かを考えよう」です。
2.問題提起する。「○○だから良い(悪い)のでは?」とピンポイントで絞り込みましょう。そこがゴール地点になります。
3.根拠を考える。ルール2で考えた事が正しいかどうか、情報を集めて分析します。大事なのは、事実を元に分析する事です。「○○という事実があったので分析した結果、△△だと分かりました。なのでこれが根拠だと思います」という流れが重要です。
4.先入観や偏見を持たない。自分にそういった部分が無いか、きちんと考える必要があります。
5.感情的に考えない。「何故そういう感情になったのか?」と推測する事はあっても、「自分が好きだから正しいと思う」というような、自分の感情を根拠にしてはいけません。
6.極端にシンプルに考えてはならない。複雑に考え過ぎるのもいけませんが、「AかBのどちらか」というような単純すぎる考え方は避ける必要があります。
7.異なる解釈ができる事を忘れない。自分の疑問や問題提起、推測が絶対に正しいとは限りません。自分が気付いていないだけで、まだ2~3パターンはあると思いましょう。
8.不確実なままで結論を出さない。「きちんとした答えが出ないからこれでいいや」と妥協しないでください。答えが出ないなら、ルール2に戻って問題提起からやり直すのが個人的にやりやすいと思います。
これが基本的なルールとなります。ですが、今回はあくまで私の考えに基づいて"分かりやすく、実践しやすい方法"として書いていますので、100%正しい訳でもなければ、省いた情報も多くあります。
もし、これを読んだ方が実践して「これは使える!」と思ったのであれば、本来のルールを調べて頂ければと思います。必ず皆様の助けになる筈です。
長くなりましたが、これにて終わりといたします。最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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